ネットを検索してみるとiPod TouchはAGEphoneで簡単にソフトフォンができることがわかった。
ふと、PC(Ubuntu VividVernet)で電話が取れたら便利だなと思っていろいろ試してみたら、Yate VoIP Clientがうまくいったのでメモ。古い古いRT-200KI以外でもうまくいくのかは不明。
まず、RT-200KIにYate Clientを登録。RT-200KIにログインし電話設定。IP端末1はiPodにしたのでIP端末2へ。、
内線番号4を有効にして、IP端末2の設定はディフォルトのままでパスワードだけ変更。
次にYateのアカウントを設定。下は設定後なのでEditになっているけどAddでもWizardでも同様。
「Username」に内線番号、「Authentication username」にRT-200KIのユーザー名を入力。ネット情報から「Regiteration interval」は3600以上との情報を得た。「Server」はもちろんRT-200KIのIPアドレス。
OKでRT-200KIに登録される。「Accounts」ダイアログの「Status」がグリーンの「online」になり、RT-200KI側のステータスは「登録済み」になる。
ここからが大変だった。
ダイヤルしても繋がらない、トライしているようだがすぐ切れる、繋がる以前の模様。iPodは問題ないので内線電話を試してみる。
すると、呼び出し音がなって取ることができ、受ける方は問題ない。外線からかかってきても呼び出し音がなるので受けることはできる。
Yateにデバッグウィンドウがあるのでログをとってみるが内容が理解できない。Yateのドキュメントを参照する。よくドキュメントされていることで膨大な内容。SIPなんて詳しくないのでネットを巡って基本的なことを学ぶ。
で、またデバッグ内容をiPodからの接続とかの時と比べてたりして見なおしてみる。すると、クライアントエラーがあることがわかった。
iPodからの接続のときは、
m=audio 4000 RTP/AVP 0
a=rtpmap:0 PCMU/8000
a=rtpmap:0 PCMU/8000
とあり、SIPのメッセージは「100 Trying」に続いて「180 Ringing」になっている。
ところが、Yateから発信すると、
m=audio 20224 RTP/AVP 0 8 3 11 98 97 102 103 104 105 106 101
a=rtpmap:0 PCMU/8000
a=rtpmap:8 PCMA/8000
a=rtpmap:3 GSM/8000
a=rtpmap:11 L16/8000
a=rtpmap:98 iLBC/8000
a=fmtp:98 mode=20
a=rtpmap:97 iLBC/8000
a=fmtp:97 mode=30
a=rtpmap:102 SPEEX/8000
a=rtpmap:103 SPEEX/16000
a=rtpmap:104 SPEEX/32000
a=rtpmap:105 iSAC/16000
a=rtpmap:106 iSAC/32000
a=rtpmap:101 telephone-event/8000
a=rtpmap:0 PCMU/8000
a=rtpmap:8 PCMA/8000
a=rtpmap:3 GSM/8000
a=rtpmap:11 L16/8000
a=rtpmap:98 iLBC/8000
a=fmtp:98 mode=20
a=rtpmap:97 iLBC/8000
a=fmtp:97 mode=30
a=rtpmap:102 SPEEX/8000
a=rtpmap:103 SPEEX/16000
a=rtpmap:104 SPEEX/32000
a=rtpmap:105 iSAC/16000
a=rtpmap:106 iSAC/32000
a=rtpmap:101 telephone-event/8000
となっていて選択肢がいっぱいある感じで、「100 Trying」に続いて「488 Not Acceptable Here」となって、どうもこれがエラーらしいことがわかった。
iPodのようになればよいのかなと推測して、Yateのドキュメントを眺め、/etc/yateに沢山あるconfファイルからそれらしいもの、「ysipchan.conf」にあるセクション、[codecs]の内容を変更してみた。設定を変更するのにこの方法が正しいのかは分からない、クライアント設定のみ、
[codecs]で、default=enableがコメントアウトされているがdefaultのディフォルトはenableのようで、これをdisableにすると全部使えなくなって、これはこれでうまくいかない。
よくわからないけど取り敢えず、mulawとalawをenableにして保存し、Yateからの発信を試すと・・・うまくいった!!!
内線4(Ubuntu PC)から内線3(iPod Touch)に接続した状態。外線は時報を試した。
ただし現在マイクが用意出来ていないので送出時の音質の問題が残っているかもしれない。後々試そう。
Ubuntuには他にも、Linphone、SFLphone、QuteCom、Ekiga、Twinkleがあるが全部登録できず、vividでは動かないのもあった。設定項目からするとできそうなものがあるがなにか使い方に問題があるのかもしれない。
Yate ClientはUIもクールだと思う。
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